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日本語で遊ぼうの投稿文「名文を言ってみよう!」

日本語で遊ぼうの投稿文「名文を言ってみよう!」の内容は下記の通りです。

「寿限無」
「春はあけぼの」〈春の段〉
「春はあけぼの」〈夏の段〉
「春はあけぼの」〈秋の段〉
「春はあけぼの」〈冬の段〉

「祇園精舎」〈梅〉(短い)
「祇園精舎」〈竹〉(中くらい)
「祇園精舎」〈松〉(長い)
「雨ニモマケズ」〈梅〉(短い)
「雨ニモマケズ」〈竹〉(中くらい)
「雨ニモマケズ」〈松〉(全文)

子供に1日でも早く覚えさせて投稿できるようにしたいです。

「寿限無」の文章

寿限無 寿限無 五劫のすりきれ
海砂利水魚の水行末 雲来末
風来末
食うく寝ねるところに 住すむところ
やぶらこうじの ぶらこうじ
パイポ パイポ パイポの
シューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーの
ポンポコナの長久命の長助!

「春はあけぼの」〈春の段〉

春はるはあけぼの。
やうようしろくなり行く、
山ぎは すこしあかりて、
むらさきだちたる雲のほそく たなびきたる。

「春はあけぼの」〈夏の段〉

夏はよる。
月の頃はさらなり、
やみも なほ、
ほたるの多く 飛びちが ひたる。
また、ただひとつふたつなど、
ほのかにうちひかりて行くもをかし。
雨など降るもをかし。

「春はあけぼの」〈秋の段〉

秋は夕暮。
夕日のさして山のはいとちこうなりたるに、
からすのねどころへ行くとて、
みつよつ、ふたつみつなど
とびいそぐさへあはれなり。

まいて雁などのつらねたるが、
いとちひさくみゆるはいとをかし。

日入りはてて、風の音むしのねなど、
はたいふべきにあらず。

「春はあけぼの」〈冬の段〉

秋は夕暮。
夕日のさして山のはいとちかうなりたるに、
からすのねどころへ行くとて、
みつよつ、ふたつみつなど
とびいそぐさへあはれなり。

まいて雁などのつらねたるが、
いとちひさくみゆるはいとをかし。

日入り はてて、風の音むしのね など、
はたいふべきにあらず。

「祇園精舎」

祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の 響あり。

娑羅双樹の 花の 色、
盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。