脳と体をつくる栄養素って?

子供は大人と比べるて、体重1kgあたりで見ると、
エネルギーは、約2倍
たんぱく質は約1.5倍
鉄・カルシウムは2-3倍
も、多く取らなければいけないと知ってましたか?

そして、成長期の子供の脳と体をつくるために欠かせない5つの栄養素があります。


1)筋肉をつくる「たんぱく質」
2)骨をつくる「カルシウム」
3)脳をつくる「DHA」
4) 血液をつくる「鉄」
5) 腸を整える「発酵食品」

どの食べ物が子供のどの箇所に効くのかを意識することが大事です。

1)筋肉をつくる「たんぱく質」の食べ物って?

肉、魚、豆腐、チーズ、卵

2)骨をつくる「カルシウム」の食べ物って?

ヨーグルト、チーズ、煮干し、ひじき、高野豆腐、小松菜

3)脳をつくる「DHA」をつくる食べ物って?

サバ、さんま、ブリ、シャケ、しらす干し

4) 血液をつくる「鉄」

牛モモの赤身肉、豚ヒレ肉、マグロ、あさり、卵

5) 腸を整える「発酵食品」

納豆、味噌、ヨーグルト、キムチ、漬物

栄養を「摂り過ぎたり」、「欠乏」になるとどうなる?

たんぱく質

たんぱく質を過剰にとると

・摂取しすぎた分が尿として排泄されるため、腎臓に負担がかかる!
・カルシウムの排泄を促すため、骨が弱くなる!

たんぱく質を欠乏すると

・発育発達が遅れる!
・免疫力が低下して抵抗力が弱まる。
・筋力が低下

脂質・炭水化物

脂質・炭水化物を過剰にとると

・体に脂肪が蓄積して肥満に。

脂質・炭水化物を欠乏すると

・脳が働かない。
・活動するエネルギーがない。

ビタミン

ビタミンを過剰にとると

・過剰症はほとんどない。
・脂溶性ビタミンは取りすぎに注意

ビタミンを欠乏すると

・体調を崩しやすい
・他の栄養素もきちんと働かなくなる。

ミネラル

ミネラルを過剰にとると

・食塩(ナトリウム)は取りすぎると、
腎臓に負担がかかる

・リンは骨を強くする

ミネラルを欠乏すると

・カルシウム不足は骨が弱くなる
・マグネシウム不足は便秘に
・鉄不足は貧血になる