赤ちゃん誕生から1歳までの行事は?

赤ちゃん誕生から1歳までの行事は?
赤ちゃん誕生を祝う行事は地域によってさまざまで、男の子の出産後だけに行うものや、逆に最近ではあまりしないという家庭も増えてきました。
それでも赤ちゃんに出会えた喜びを家族と共有できる行事は、できるだけやっておきたいもの。
ここでは、お食い初めやお七夜など、赤ちゃん誕生から1歳ごろまでに行う代表的な行事についてご紹介していきます。

出産~退院

おめでたい入院である出産は、赤ちゃんを見たい家族や知人が入院中にたくさんお見舞いに訪れます。
写真や動画を撮られる機会も多いので、可愛いパジャマや簡単にアレンジできるヘアクリップなどがあると便利です。
お世話になった先生や看護師、助産師さん達と一緒に記念撮影をしたいなら、退院時は赤ちゃんもママもちょっとおめかししておきたいですね。

お七夜

お七夜は、赤ちゃんを出産してから7日目に行う代表的な赤ちゃん誕生の行事です。

昔は赤ちゃんの生存率が低く、産まれて7日間無事に過ごせたことは大きな喜びとなりました。

現代でも、お七夜は両親や親せきも揃う、退院後初めての大きな行事となることが多いです。

赤ちゃんの名前を書いた命名書をお披露目する命名式と併せて行った後に、家族で祝い膳を囲むのが一般的となっています。
退院して間もないママはあまり無理せず、パパやご両親に細かい段取りを聞きながら、協力してみんなでお祝いしましょう。

出生届~1ヶ月検診

赤ちゃんの出生届は生後14日以内に手続きをする必要があります。

入院中にパパに届けてもらうのがベターですが、お七夜が済むまでバタバタしていてうっかり忘れている場合は、できるだけ早めに届け出を済ませるようにしましょう。

児童手当や一時金などの手続きもこの時にまとめて行います。

お七夜と出生届や諸手続きが済んでしばらくすると、あらかじめ伝えられていた1ヶ月検診の時期がやってきます。

数時間おきの授乳や慣れないおむつ替えで疲れたママには大変ですが、赤ちゃんの成長をチェックする大切な検診です。

体調管理と併せて、お出かけグッズの準備なども事前にしておきましょう。

お宮参り~内祝い

1ヶ月検診のころ、生後30日あたりはちょうどお宮参りの時期にあたります。
地域によって男の子と女の子ではお宮参りの時期に差があることがあるので、よくわからないときはご両親に確認してみましょう。
お七夜は簡易にして、お宮参りのときに両家の両親が揃い、神社でお参りを済ませたあとに食事会、というパターンもあります。

出産祝いを頂いた方への内祝いなども、この時期には済ませるようにしたいもの。
ネットやカタログを利用する手もありますが、お宮参りのときに内祝いの品を選んでもよいでしょう。
生後1ヶ月の誕生お祝いをする家庭も増えています。
哺乳瓶にリボンを飾るなどして、写真に残すのもいいですね。

3ケ月検診~お食い初め~6ケ月検診

ちょうど3ケ月検診が終わるころは、生後100日目に行うお食い初めの行事の時期です。
赤ちゃんはまだ食べることができませんが、一生食べることに困らないようにと、お赤飯や鯛などのお膳を用意して食べるマネをさせる行事です。

赤塗りの膳を用意しなくても、出産祝いでいただく食器セットなどを使ってもOK。
カップケーキやフルーツなどを使って可愛いお膳にするのもおすすめですよ。
お食い初めが終わったら、次は6ケ月検診です。
日に日に成長する赤ちゃんの可愛らしい姿はまめに撮影しておいて、年賀状の写真などに使いたいですね。

1歳検診~お誕生祝い~餅背負い

1歳検診のころ、生後1歳の誕生日祝いの日に、地域によっては餅背負いの行事を行います。
赤ちゃんの一生が健やかに、円満になるよう一升の丸餅を背負わせる行事です。
最近ではリュック型のものなど、フォトジェニックなキットもあるようですよ。

出産後、慣れない子育ての中で行事の準備を行うのは、大変ですが幸せな気持ちになれるものです。
うっかり検診や行事を忘れてしまわないように、赤ちゃんの予定を管理できるカレンダーが無料で作成できるアプリなどもあるので、賢く利用して楽しくお祝いしたいですね。