美人皮膚科医で有名な友利新先生が慢性の炎症を起こしやすい食べ物についてYouTubeで言っていたので載せておきます。
身体に炎症を起こし老化を進めてしまう食べ物を解説します。
今日は、体に慢性の炎症を起こしちゃうから食べちゃダメという食品5つをご紹介したいと思います。
以前、動画で体の老化は慢性炎症が起こるからだよ
だから、慢性炎症を起こさないようにしましょうねということをお話ししました。
見ていない方は是非そこからご覧になってください。
とにかく慢性炎症を抑えたら体の不調はなくなるし
お肌もよくなるんですね。
じゃあ具体的に体を炎症させないようにするにはどうしたらいいのかというのは
まずは炎症させないようにする
そしてもう一つが炎症を
抑えるようにするということです。
わかりやすく言うとですよ。
じゃあ、この炎症させないようにするためにはどうするかというと、
炎症を起こさせるような食べ物を食べないように極力することがポイントです。
もちろん、そのほかには運動をしたりとかストレスを減らすということも大事ですが、
やっぱり生活習慣の肝というのは食生活なんですよ。
なので、体の炎症を促進させるようなものを食べてしまうと
慢性炎症が知らないうちにどんどん進んでしまって
なんとなく体がだるいとか
一生懸命スキンケアしているのに
なんとなく肌の調子が悪い
なんかくすんでいるなー感想も起こっているな
というようなことは、炎症を起こすような食品を食べ過ぎている可能性があります。
なので一つ一つ解説していきますので
最後まで是非ごらんください。
目次
①オメガ6系の油 / 炎症を起こす食べ物
油には2種類あります。
固まっている動物性の油
一分ココナッツオイルなども固まりますけど
そういう方まる油と
どんなに冷たいところにおいても固まらない
サラサラとした植物性の油がありますよね。
今回はこの植物油の中のオメガ6
要はリノール酸と呼ばれるような油ですが、
これが実は体の炎症を傾けてしまう食材になります。
キッチンにあるサラダ油などは、だいたいあるものはオメガ6だと思ってください。
逆に、オメガ6じゃない油だけを覚えておいてください。
油には、オメガ3、6、9というのがあるんですね、
オメガ3はご存知の通り、「えごま」や「しそ油」になります。
オメガ9というのは「オリーブオイル」とかです。
こんな風に基本的にですね。
みなさんがよく使っている油というのはオメガ6が多いんですね。
オリーブオイルってサラダ油に比べると、結構お値段が高めじゃないですか。
実はオメガ6という油は大量生産しやすくて、かつ熱を加えても変化しない油なんですね。
なので加工食品などによく入っています。
ケーキやお菓子、スナック菓子、カップスープをよく見てみてください。
そのラベルの裏に植物油脂と書いてあるのは、基本的にオメガ6だと思ってください。
このオメガ6というのは、体の中のアラキドン酸カスケードという炎症を助長するようなものを推し進めていて
体に炎症を起こしてしまうようなものになるんです。
体の炎症を起こすようなものになるんですけど、
本当だったらそれと同じようにオメガ3系をとると、
ブレーキとアクセルみたいにバランスが取れるのですが、
オメガ6というのは今世の中に多いのですが、
オメガ3の油というのは、えごまとか、しそとか
あとはお魚ですね、
よく青魚に入っているEPAとかDHAとかで
最近それを摂るのが少なくなっているんじゃないですか
なので、そいうったバランスからオメガ6ばかりを取っていると
体が炎症に傾いてしまうということになります。
なので、お家で使うものを以前私がご紹介した
オメガ3と6、9どっちも入っているのですが、
3と9の割合が多くてかつ加熱しても大丈夫な
カメリナオイルとか、
加工食品を買う時に植物油脂が入っていないかとかを気をつけてみてください。
②加工食品 / 炎症を起こす食べ物
メリーランド州の臨床センターで行った研究なんですけども、
最初の二週間は「超加工食品」と呼ばれる加工がめちゃくちゃれている食品を食べてもらった。
具体的にいうと、ベーコン、缶詰だったり、あとポテトチップス、クリームチーズを食べてもらった。
残りの二週間は「最低加工食品」と呼ばれるものを食べてもらった。
この最低加工食品というのは、お肉、卵、野菜、オートミールなどの雑穀を食べてもらった。
同じ人に二週間ずつ食べてもらったんですけど、面白いことに、
この二週間、二週間、食べてもらったものは同じカロリー、
「超加工食品」か「全然加工されていないもの」という差になるらしいのですが、
同じカロリーにしたんですけど、同じ人でも、この「超加工食品」を食べた時の体重は増えるし、
満腹感を感じさせるホルモンというのが超加工食品を食べた時には下がるし、
逆に、グレリンという食欲を増してしまうホルモンは増えてしまうという結果になりました。
同じ人ですよ。たった二週間前と後なのに、そういう差が出てしまったんでんですね。
やっぱりそのように加工食品を食べるとですね、
食欲が増すことによって食べすぎてしまうことだけではなくて、
体の炎症を起こしてしまっていることがわかっているんですね。
じゃあ、さっき言ったみたいに、「超加工食品」って何なのですかって聞かれたら、
この研究者が言っているんですが、
「あなたのおばあちゃんが認識できない食べ物です」と言っているんですよ。
超加工食品か、そうじゃないかと見分ける時には、あなたのおじいさんやおばあさんがわかる食べ物かどうか、
というのと、後は、素材が連想できるものを選ぶようにしてみてください。
最低加工食品は卵とかお肉とかなので、
素材をそのまま食べられるものが最低加工食品です。
超加工食品を食べていると肥満を引き起こして、
それが体の慢性炎症に繋がってしまいますので
できれば超加工食品というものは避けるようにしてみてください。
③アルコール / 炎症を起こす食べ物
お酒は百薬の長というじゃないですかという人もいるのですが、
少量だったら体に良いですよねということもよく言われています。
確かに昔はJカーブと言って、全く飲まない人よりも1合2合くらい飲んでいる人の方が、死亡率が下がるので
でも飲みすぎるとまた死亡率が上がるからJカーブと呼ばれていたので、ある程度お酒はいいですよと言われていたのですが、
実は研究をもう一度した結果、やっぱりJじゃなくて、右肩上がりに、全然飲まない人の方が、死亡率が低いことがわかったんです。
やっぱりアルコールというのは、過度に飲んでしまうと、炎症を引き起こすようなホルモンを出してしまうことになるんですね。
炎症を起こさないためには、禁酒をするというのはなかなか難しいかもしれませんが、
飲みすぎはいけないので、そこらへんは少し気をつけるようにしてください。
④ぶどう糖果糖液糖 / 炎症を起こす食べ物
そして4つ目が「ぶどう糖果糖液糖」と呼ばれるものになります。
市販のジュースやお菓子をよく見てください。
必ず、「ぶどう糖果糖液糖」とか加工糖とかそういったものが書いてあります。
これ何かというとお砂糖の甘味料の一種なんですけど、昔はお砂糖ってすごく高価なものだったので、それを安く安価に作れないかということで生まれたのが、「ぶどう糖果糖液糖」だったんです。
少量でも物凄く甘いので、甘みを持たせるジュースなどに、どんどん入れられたんですけれども、
やっぱり液体なんですよ。ぶどう糖果糖液糖は。
なので、体に入った時に急激に血糖値が上がるんですね。
血糖値が上がった時に抑えるホルモンが出にくくなる、
ずっと血糖値が高いままだと、慢性炎症に繋がってしまうんですよ。
じゃあ、先生、ブドウ糖果糖というとフルーツに入っている果糖もダメですか?と聞かれるんですが、
フルーツというのは果糖だけじゃなくて食物繊維とかいろんなものが入っているじゃないですか、
実は果物に入っている果糖を「ブドウ糖果糖」と同じだけ血糖値が上がるように摂ろうとすると、
まあまあ食べなきゃいけないんですよ。
だから果物の甘みだけをとってきて、血糖値が急激にどんと上がりやすくしたのが、「ぶどう糖果糖液糖」だと思ってください。
私は、たまにだったらいいと思うですけど、子供達に食事を与える時だったりとか、何かジュースとかお菓子を買う時は、それを極力入っていないものにします。
なかなか難しいと思うんですけれども、ラベルの表示を見てそういうものが入っているものは体の炎症を抑えるために避けるようにしましょう。
⑤加工肉 / 炎症を起こす食べ物
超加工食品の代表的なものにもなるんですけど、
例えば、ハムとかソーセージとか、そういったものを加工肉と言います。
実はお肉を高温で調理する時に生成される物質だったり、
あとは加工肉の鮮度を保ったり防腐をするために
入っている「亜硝酸塩」と呼ばれるものは、
体に入ってしまうとですね、
少量だったらいいんですけど、結構大量に入ってしまうと、
体に細かい炎症を起こしてしまって、
慢性炎症が起こることがわかっているんですね。
なので、全く食べないほうが良いというわけじゃないですけど、
ベーコンとかハムとかソーセージを毎食べている、
あとは加工肉というのはミンチ肉なども含まれているので、
そういったものをよく食べている人は、体の炎症が送りやすくなっている状態かもしれないので、
気をつけるようにしてみてください。
まとめ
まとめると、1つ目が、オメガ6系の油、
2つ目が超加工食品、
3つ目がアルコール、
4つ目がぶどう糖果糖液糖、
5つ目がハムやソーセージなどの加工肉になります。
どれも世の中に溢れているものなので、なかなか0にするのは難しいですが、
だけれども、何を食べようかなと思った時に、
急いでいたり、どうしても外で食べなきゃいけないとき以外は、
ちょっと意識をしてチョイスしていただけると体の慢性炎症を抑えることによって体調も良くなるし、
体調が良くなるということはお肌の状態も良くなりますので、
見た目も良くなりますから、ぜひ試してみたください。